【書評・感想】僕が時間術大全を実践して、1日のパフォーマンスが向上した話

MEMO
・日中は仕事や勉強で忙しく、夜は動画を見て寝てしまう生活に飽き飽きしてる…

・次から次へとやるべきことが増えてしまい、本当にやりたいことに時間を使えてない…

僕たち現代人は、過去より豊かになったのにも関わらず、毎日「忙しさ」に追われて生活しています。

僕自身もここ最近、「時間の使い方をアップデートして、充実した1日を過ごしたい」と悩んでおり、具体的な方法を探していました。

そこで見つけたのが「時間術大全」。

実は、以前にけんすうさんが以下のツイートをしていたこともあり、この「時間術大全」という本を知りました。

けんすうさんがオススメしてるなら間違いない!」という謎の信頼感で購入したのですが、これが思っていた以上に良書で、本書の内容を次の日から実践している自分がいました。

そこで今回は、ミニマリストの僕が「時間術大全」を読んで実践した内容や、まだ読んだことのない人のために簡単な要約を紹介していきます。

私たちの時間を奪っている2つのもの

まず、具体的な時間術をご紹介する前に、「なぜ私たちは時間がないのか?」について理解して行きましょう。

本書では、私たちの時間を奪っている2つのものとして、「多忙中毒」「無限の源」を挙げています。

時間を奪う2つのもの
1. 多忙中毒

2. 無限の源

1つ目の多忙中毒は、僕たちの社会常識となっている「忙しいのを良しとする風潮」です。

メールやあふれんばかりの受信箱に、びっしり埋まった予定表、長い長いやることリスト。

この中毒にはまっていると、現代の職場の要求に応え、社会で勤めを果たすために、つねに高い生産性を保ち続けることになる。

ほかのみんなが忙しくしているのだから、自分だけペースを落とせば、二度と遅れを取り戻せなくなってしまう…

このような焦りや不安から、常に忙しい状態・生産性の高い状態を保ち続けようとし、『本来のやりたいこと』をする時間がなくなっています。

2つ目の無限の泉は、インターネットやスマホが普及したことにより、「アプリやコンテンツがたえず補充されている社会」です。

他にもSNSやストリーミング配信されるコンテンツなど、いつでも利用可能な、常時更新されるエンタテイメントは”忙しい私たちへのご褒美”になっています。

このことから、「多忙中毒」は忙しい状態を常に作り出し、「無限の源」は忙しい状態に疲れた私たちのご褒美になることで、1日の時間はほとんどなくなっているのです。

では、どうしたら忙しい状況から脱出できるのか?

この悩みを解決するために、次の章では「忙しいを解決できる、たった『4ステップのメイクタイム術』」をご紹介していきます。

今日からでもできる「4ステップのメイクタイム術」

結論から言うと、メイクタイムの4ステップは「ハイライト」「レーザー」「チャージ」「チューニング」の4つで、この4つステップを毎日繰り返すことで、メイクタイム術は簡単に作れます。

ハイライト:毎日「最重要事項」を決める

メイクタイムの最初のステップでは、”何のために”時間をつくるのかを決める。毎日、その日の優先事項としてスケジュールを保存する活動(ハイライト)を1つ決めよう。

「その日の最優先事項」を決めることで、自分の大事なことに時間を使えるようになり、他人の優先事項に振り回されて1日を無駄にすることがなくなります。

たとえば、仕事のプレゼン資料を完成させる、ブログを1記事書くでも良いですし、本を1冊読む、家族と夕食を食べるなど、”やる必要はないけどやりたいこと”でも大丈夫です。

毎日ハイライトを決めることで、1日中やるわけではありませんが、とにかく最優先事項に時間を使う意識ができ、それに向かって前向きな気持ちになることができます

また、具体的には「緊急性」「満足感」喜び」の3つを軸にすることで、ハイライトを決めることが容易になり、質を高めることができます。

レーザー:「気を散らすもの」を撃退する

メールやSNS、ニュース速報などの気を散らすものはどこにでもあり、この先なくなることはない。洞窟で暮らし、ガジェットを捨て、テクノロジーを完全に断つことなんてできないだろう。

でも、反応のサイクルを断ち切るために、テクノロジーの使い方をデザインし直すことはできる。

レーザーはメールやSNSなど、1日の中で僕たちの時間を奪っているものを撃退し、「その日の最優先事項」に集中できる環境を作ってくれます

もし1日の最優先事項を決めたとしても、空いた時間に気を散らされたら集中することができず、貴重な時間を無駄にしてしまいますよね。

そのため、意識的にスマホ内の気を散らすアプリを消去したり、スマホを見ない時間を増やすことで、生み出した時間を有効活用することができるのです。

実際に僕も、本書で紹介されていた、スマホのホーム画面を空にする、「本当に必要なアプリ」以外は消去する、ニュースは週に1度まとめて見るなどを実行し、生み出した時間を有効活用できるようになりました。

ミニマリストの間でも、気が散るモノ=ノイズと呼んでおり、モノの断捨離では活用していたのですが、「モノ以外のノイズも消すことで質の高い時間を生み出せる」と新たに理解することができました。

チャージ:体を使って「脳を充電」する

チャージとは、体の運動・食事・睡眠など、体のケアをすることで体内バッテリーを充電し、1日の集中力を保つエネルギーを生み出すことです。

バッテリーが空のときは、完全に消耗しきった状態だ。あなたは精根尽き果て、落ち込んでいるかもしれない。フェイスブックやメールなどの無限の源にいちばん気が散りやすのが、この状態のときだ

そして疲れているうえに、時間を無駄にした自分に腹が立って、さらに気が滅入る。これが0%の状態。最低だ。

次に、バッテリーがフル充電されたときの気分を想像してほしい。足取りは軽く、体は休まり、頭は冴え渡り、感覚が研ぎ澄まされ、体に元気がみなぎっている。どんなプロジェクトでも取り組める気がするし、早く取り組みたくてたまらない。

そんな気分をイメージできるだろうか?結構いい感じだろう?これが100%の状態だ。

たしかに、しっかり睡眠と食事を摂って、適度に運動している状態のときは、脳がスッキリして集中力が上がりますよね。

具体的には、ランニングをして汗を流す、早寝早起きをして睡眠時間を確保する、夜食やどか食いをしないなど、健康に気をつけることでバッテリーは溜まっていきます。

人は心身どちらかのケアが欠けるとパフォーマンスに支障が出るため、心だけではなく体のケアを習慣にすることが重要になります。

チューニング:システムを調整、改善する

チューニングはとてもシンプルで、「寝る前にメモをとる」だけです。

1日の振り返りをメモすることにより、失敗したことを改善でき、次にどうしたいかを内省することができます。

どの戦術を続けたいか、改善したいか、やめたいかを考える時間を意識的に作ることで、自分自身に合った習慣・日課・脳と体、目標と優先事項にぴったり合った毎日のシステムができあがるでしょう。

以上4ステップを繰り返し実行することで、1日の時間の使い方は大きく改善していきます。

僕が実際に試してみた具体的な方法

ここでは、本書に紹介されている4つのステップを実行する方法の中から、僕が実際に試してみた具体的な方法をご紹介していき、まだ本を読んでいない方や、既に読んでいる方の参考になればと思います。

1日をデザインする

僕は毎朝ハイライトを決めた後、以下のように1日の予定を全てGoogleカレンダーに組み立てることにしました。


↑実際のGoogleカレンダー

これにより、「次に何を行うか?」「空いた時間何しようかな…」と悩む時間がなくなり、目の前の予定に集中することができています

1日の予定が完全に決まっていれば、「いまこの瞬間」に思う存分集中できる。次は「何」をしようと考える代わりに、「どうやって」するかだけに集中すればいい。過去の自分が立てた計画を信じ、フローの状態(没頭した集中状態)に入っていける。

予定を立てるのはめんどくさいと感じますが、意外と毎日やることは変わらないですし、ハイライトを決めれば自然と予定に組み込むため、10分もあれば1日の予定は立てられます。

また、1日の終わりに「予定と現実」を比較して、「どうしてできなかったのか?」とチューニング時に再確認することもでき、1日の質をさらに高めることもできるでしょう。

ホーム画面を「からっぽ」にする

ミニマリストの僕でも驚き、少し感動したのですが、ホーム画面を「からっぽ」にするのは本当にオススメです。

そもそも、スマホを開いてたくさんのアプリがあるだけで視覚的に疲れますし、「何かしら開かないと」と焦り、無駄な時間を使ってしまいます。

ホーム画面を空にすると、スマホを使うたび、ほんの一瞬だが静寂の時間が訪れる。意図的な不便、しばしの小休止。邪魔を一歩遠くに追いやるスピードパンプだ。

ついつい、いつものクセでスマホを解除してしまっても、からっぽのホーム画面を見れば「自分はいまこの瞬間、本当に気を散らされたいか?」と自問できる瞬間ができる。

僕もホーム画面を「からっぽ」にしてみたのですが、スマホを開いたときに「本当に見るべきなの?」と一度立ち止まるようになり、スマホを見る時間が減りました


↑実際のホーム画面

スマホをポケットに入れず、カバンにしまう

僕は出かけるとき、スマホはポケットに入れず、いつもカバンに入れて持っていく。帰宅したら、そのままカバンを棚に置いてしまう。スマホのことを何時間も忘れていることもある。こうすることで、スマホがなくても人生は回るんだと、さりげなく自分に言い聞かせている。

これもスマホを見ない簡単な方法の1つです。

ポケットに入れてるとついついスマホを取り出し、常にオンラインの状態を作ってしまうため、脳は休むことができません

僕はポケットに入れてたスマホをカバンに移すだけで、食事中にスマホをいじったり、トイレや歩きながらスマホを見ることがなくなりました。

小さな習慣ですが、無駄だった時間をコツコツ減らすことができています。

ニュースは「週1戦術」でまとめて読む

週1戦術とは、毎日見るニュースを全て捨て、1週間に1度「ニュースをまとめて見る日」を作ることで、無駄な時間をなくす方法です。

今日の新聞か、よく見るニュースサイトを開き、主要ニュースの見出しを1つひとつ批判的に検討してみてほしい。この見出しは自分が今日下す決定と関係あるか?ここに並んだ見出しのうち、明日、来週、来月にまだ意味があるのがのは果たしていくつあるか?

さらに、不安をかき立てるニュースはいくつあるだろうか?

「血が流されればトップニュースになる」といわれるが、実際そうだ。ニュースというのは、ほとんどが悪い知らせなのだ。

僕自身、1週間前に「インプット大全」という本を読み、インプットの質をかなり上げたと思っていたのですが、ニュースを1日にまとめるのはかなり斬新な方法だと感じました。

▼「インプット大全」の書評記事はこちら

【書評・要約】インプットの97%は無駄?「インプット大全」で無駄な情報を断捨離しよう!

これを知ってから、僕は月〜土曜日はニュースを見るのはやめて、日曜日にまとめて1週間の情報を見るように変えました。

また、本でおすすめされていた「週刊エコノミスト」というビジネス雑誌を読み、1週間のニュースをここから得るようにしています。

もしこの方法を実践してみたい人は、「kindle unlimited」で購読するのがおすすめです。

というのも、エコノミストは雑誌だと1冊/670円するのですが、kindle unlimitedを使えば、1ヶ月980円で4冊分読むことができます。

「どうしても紙で読みたい!」というこだわりがなければ、kindle unlimitedの方がコスパは明らかに高いため、参考にしたい方はこちらをおすすめします。

kindle unlimitedの詳細はこちら

毎日運動する(でも頑張りすぎない)

僕は元々筋トレをしており、6時に起きる朝型人間だったこともあり、起きる時間を30分早め、その時間を利用して15分間のランニングをはじめました

朝誰もいない時間帯に有酸素運動をすると、朝日を浴びてスッキリし、日中のパフォーマンスが向上するため、個人的にはかなり高い効果を実感しています。

ただ、「朝5時半に起きるのが難しい」という方もいるため、ランニングが難しい方は「歩く時間を意識的に作る」ことがおすすめです。

ウォーキングはとびきり、べらぼうに心身に良いのだ。

ハーバード大学とメイヨークリニック(など)の報告によると、ウォーキングには体重を減らし、心臓病を防ぎ、ガンのリスクを低下させ、血圧を下げ、骨を太くし、鎮痛作用のあるエンドルフィンの分泌を高めて気分を高揚させる効果がある。

ひとことで言うと、ウォーキングは「奇跡の薬」なのだ。

ウォーキングであれば、1つ前の駅で降りたり、普段は自転車で行く距離を歩いてみたりすることですぐに実践できるため、運動不足の方は今日から実践してみましょう。

まとめ

以上が「【書評・感想】僕が時間術大全を実践して、1日のパフォーマンスが向上した話」についてでした。

時間術大全は本当に4ステップで実行でき、少しづつですが1日の質を上げることができます。

これまで時間術系の本はいくつか読んできましたが、その中でも1番わかりやすく、実践しやすい本だと思うので、時間の使い方に悩んでいる方はぜひ読んでみることをオススメします!

▼ミニマリストのおすすめ本「エッセンシャル思考」

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